かねがねウワサにきいていた、インドネシアの昆虫採集ツアー。ついに行ってきました。
とても楽しかった!けど、

少々甘く見てました…
今回の記事では、ツアー概要と、私の失敗談をレポします。
インドネシアのカブトムシツアーとは

そのツアーってなに??
インドネシア在住の昆虫研究家(日本人)が開催している昆虫採集ツアーです。(公式サイト:インドネシア昆虫センター)
最近は口コミで知名度が高まり、乾季の土曜は予約がいっぱい。
ちなみに、日本人向けです。インドネシア人は、カブトムシにさほど興味がないみたい。
↑インドネシア語の先生に話したら、こんな反応だったのがおもしろくて。私がつくった4コマです
したがって、後でまた書きますが、昆虫ゼリーはこちらに売っておりません。日本から買ってきてね!
スケジュール
子連れ日帰りの場合、行き先はスカブミ・ボゴールから選べます。
時間帯は「昼夜」と「夜だけ」があります。(「朝昼」パターンもあるようですが、カブトムシ狙いなら夜行性ですので)



【私たちが参加したスカブミの例】 ※この日は、昼夜・夜のみ同時開催でした。
11:30 昼からの人集合 (ランチは済ませてくる)。コノハムシなど採集
17:30 夜からの人集合(昼の人とカフェで合流)。カブトムシなど採集
☆ライトアップ中、食事提供あり
解散 20:30~
ジャカルタの自宅に着いたのは、日付が変わる頃…
虫捕りというツアーの性質上「パパも行く」ご家庭も多く、そりゃあ土曜が人気なワケですね。
※詳細・最新情報は公式サイトをご確認ください。

どうやって捕まえるの?
カブトムシ・クワガタ探しのメインは夜です。
極秘スポットの山(ちょっと開けたスペース)で白シーツを広げ、ライトアップして、その明かりを目指してカブトたちに飛んできてもらいます。

私の失敗
ここからは、私の失敗談を。
懐中電灯の電池が弱かった
【勘違い①】

シーツ前で、待ち伏せしてればいいんでしょ?
私はてっきり、ライトアップ場所の「シーツまで」、カブトムシが来てくれると思っていました。
「だから、見つけるのは余裕だ」と。ところが。
【実際】

いいえ、草木をかきわけて探します☆
実際は、カブト・クワガタはライトをめざして飛んでくるものの、ライトアップ場所のシーツまでは届かず、その手前で落ちてしまう子たち(カブトたち)が多数。

そうなると、暗闇の中、薮や低い木をかき分けるようにして探す羽目になります。
これが大誤算。
私は懐中電灯の電池チェックを怠っており、光、弱かったんです…。
暗闇で黒光りする個体を見つけるには、全然パワーが足りませんでした。
必ず電池チェックして、1人1個、明るいやつを持ってきてね!
ビールでリラックスしてた(虫採りは子供任せだった)
【勘違い②】

子供が自力で捕れるでしょ?
私はてっきり、「子供たちが自力でも捕れる」と勘違いしていました。
「最初は子供にとらせて、大人は最後に手伝えばいい」と。
食事付きでしたので、持参のビールタイムを内心楽しみにしていて、ブルーシートに座り、プルタブを開けて序盤はだいぶのんびりしてしまいました。
【実際】

いいえ、大人でも難易度高かったです(笑)
しかし、実際は…日没後の茂みから探し出す作業は、けっこう難易度高い!
大人の手助け、マストです。
ですので
一通り食べたら、子供と一緒に、一旦探しに出かけましょう。
最初のビールは1杯に留めましょう。(1杯はいいんかい)
2杯目を開けるのは、ゲットしたあとで~!

ライトアップ時間は日没から大体2時間ですが、前半で1匹でも手元にある子は余裕が違います。
我が子は前半、空の虫かごを抱えて超不機嫌。
途中から私も本気で探したのですが、なかなか見つけられずに焦りました…(※その後、無事クワガタくんを連れて帰れました)
オス・メス、カブト・クワガタにかかわらず、見つけたらポンポン虫カゴに(もちろん固体と別々にですよ)入れておいて、後からどの子を連れて帰るか選ぶといいと思います。

余談ですが、食事でいただいた手作りポテチが美味でした!
昆虫ゼリーの用意が足りなかった
【勘違い③】

当然、カブトムシを連れ帰るでしょ~
私、昆虫ゼリーは1ヵ月分しか買ってなかったんです。
理由は、なぜか「当然カブトムシを連れ帰るだろう」と自信満々だったから。(一般に、カブトムシは寿命が短いです。1~2か月と踏んでいた)

かつ、

足りなかったら、フルーツとかで代替できるでしょ~
と軽く考えていたから。
しかし、これが苦難の幕開けとなります。。
【実際】

ゼリー以外のエサは、手間がかかる(交換頻度が高い)し
食べないこともあって気をもむ!
1か月後、昆虫ゼリーが残り2つになった時点で、他のエサを試しました。
試したものは、砂糖水・サトウキビ・フルーツ(バナナ、パイナップル、マンゴー)。
ですが、結果的にうちのクワは、これらを食べたかどうか確証が持てませんでした。

結局は、「やはり昆虫ゼリーを入手しよう」ということに。
じりじり減っていくゼリーを横目に、大急ぎで一時帰国する友達に頼んだり、別の友達に分けてもらったり。

ドギマギしました。
ゼリー切らしてる間に寿命が来たら、子供大泣き必須ですからね。。
※その後無事ゲットしました。
仮に他のエサを食べてくれたとしても、実体験として昆虫ゼリーが1番だと思います。手間・コストともに。
その他のエサがどう手間なのか、もう少し細かくレポしますね。
サトウキビ
さとうきびジュースの売店?ブース?で頼み、ジュースにする前のものを売ってもらいました。
が、(少なくとも観察中は、)「ブラシのような口で吸っているところ」は目視確認できませんでした。

- 食べたか? →確認できず(ただし近くには寄っていた)
- 交換頻度 →半日に1回(ゼリーは3日に1回)
- コスト →サトウキビ2本で200円(ラップして、冷蔵庫で1週間くらい保管した)
エアコンの影響か、乾燥が早く、半日後には断面がカピカピになっていました。
そもそも、売店のサトウキビがどのくらい新鮮だったかすらわからないので、切りたてでも「汁」としてクワが吸えていたのか不明です。

なお、好んで近くで過ごしてはいました。
青臭い匂いか、あるいは隠れ家として好きだったのかな?
フルーツ
近くに寄っているところすら見かけず、3日ほどでやめました。
- 食べたか? →確認できず
- 交換頻度 →半日に1回
- 手間 →切るタイミングがちょっと面倒(+包丁など洗い物も増える)
うちのクワは繊細タイプで、初めて見るエサは警戒して1日半ぐらい食べないようでした(昆虫ゼリーも初日は食べなかった)。

フルーツは痛みが早いので、
警戒されてる間に交換のタイミングになるんですよね。
アリやハエが来るのを避けたくて、半日で取り替えていたけど、タイミングよく「熟れたフルーツ一切れ」などそう出ないもので…

朝晩、クワのために、私たちフルーツを食べていましたね。笑
砂糖水
パパイヤ(日系スーパー)に売っていたこの砂糖を使い、ティッシュにしみこませて与えました。
食いつきは良かったのですが…


- 食べたか? →食べていた
- 交換頻度 →半日に1回(カビたら嫌だったので)
- 手間 →濃度が難しい(+容器など洗い物も増える)
1回目作ったときは良いのです。
が、たくさんできるので、冷蔵庫で保管しますよね。
そうすると、次取り出したときには、冷えて溶け残りの砂糖が底に沈んでいるわけです。
そのままだと薄いし(スイカがダメなのは水分多いからだよね?)、かといって、レンチンして溶かすと冷えるまで時間がかかるなぁとか。
あと、クワが歩き回るので、ティッシュが乾燥したあとちりぢりに散ってしまい、掃除がちょっと面倒でした。
結局、ゼリーが楽ちんだった。3日持つし。
と、いうわけで、今から渡航する虫好き男児ママは、一袋ぐらい買っておいても良いと思います。(期限も長いし、常温でいいので邪魔ではないです)
↑こちらは後から入手したもの。昆虫が大好きな黒糖に、栄養分を配合しているようです。最初に買っていた百均(フルーツ味)より食いつきが良かったよ。
Q&A
さて、ここからは、参加前の私が知りたかったことをQ&A形式で。
ツアーの費用は?
スカブミ日帰りは、ざっくり8 ジュタを人数割するイメージでした。
昼夜でも夜のみでも同額。その日は満席参加で、私たちは家族3人で1ジュタ(約1万円)を切るイメージでした。
※ 2026年秋時点の情報です。最新情報は公式サイトでご確認ください。
トイレはある?
ライトアップ場所に行く前に、カフェで休憩します。そのカフェにはトイレがあります。
ライトアップ場所にはトイレはありません。
ビール飲み過ぎ注意です~
ツアーで苦労したことは?
特にありません。
案内も丁寧で、インドネシア歴4年の私は、期待していなかった日本の安心感にほっこり。
強いて言うなら、懐中電灯の電池が弱かったことです。(自分のせい)
飼育中に苦労したことは?
エサ問題。(笑)
どのぐらい生きる?
一般に、クワガタの方が長生きです。
種類によりますが、ざっくりgoogle検索したところ
- カブトムシは1~2か月
- クワガタムシは6ヵ月~2年
と私は理解しました。
ちなみに私は、4コマ漫画のとおり「カブトムシを狙おう」と子供と合意したのですが、実際は選ぶ余裕などなかったです(笑)
※上記は、成虫になってからの寿命です。野生のものは、捕まえた時点での残り寿命がわからないので、実際には推定が難しい(個体差あり)。
脱走するってほんと?

脱走するってほんと?

ほんとです(笑)
そんな話はたまに聞きます
ただし、虫かごを用意して、フタを閉めていれば、脱走しません。
(ウチではまだ脱走したことはありません)
【脱走例】私が聞いたのは、こんなシチュエーション。
- 虫かごが足りず、追加購入分が届くまで仮の容器のまま飼育していた
- 観察やお世話の後、フタがしっかり閉まっていなかった など。
ツアー前に「何匹まで」と決めて、あらかじめその個数の虫かごを買っておいてくださいね。
※インドネシアのカブト・クワガタは、パワフルで、簡易容器だとフタを押し開けてしまうらしい。
コーカサスオオカブトが欲しいのですが。
我が子も、最初はそう言っていました(笑)

が、体感としては、1回のツアー参加で、
狙った種類をゲットするのは難しいかな。
だいたい皆さん、大物・レア物のオス狙いですし、こればっかりは運ですので…
ツアーに何回も参加するか、あるいはどうしても欲しいなら、少人数でプライベートツアーを組めばライバルは減ります。(一人当たりの値段は上がるし、それでも見つかる保証は無いですが)
この辺の運も含めて、自然界を楽しむツアーだと思います!
まとめ
今回は、インドネシアのカブトムシツアーに行ってみた概要・失敗談をレポしました。
東南アジアの豊かな森は、昆虫の宝庫だそう。日本の森にはいない、珍しいカブト・クワガタに会える可能性があります!
お好きな方は、滞在中に行ってみては^^
これから予定されている皆さんは、楽しいツアーになりますように!


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