今回の記事は、駐在妻になってから「私の友達観が変わった話」です。

突然ですがあなたは、女子中学生(高校生)の頃、グループで連れ立ってトイレに行ってた人ですか?
あの年代の女子って、ずっと一緒に行動しますよね。4月クラス替え後、ばばばーっとグループが結成されて、1年間ずっと一緒にいる。
トイレしない子もついていって、鏡の前で前髪直しながら、グループの子を待ってたり。
あれ、私、ずっと不思議でした。
(処世術として一応、どこかしらグループには所属して、私もトイレついて行ってましたが。)
そんな私が、駐在妻になって早4年。
「最近、グループもいいなと思えてきた」自分に気づいたので、今日はその話を書きたいと思います。
具体的には、
- 子連れ駐在妻(専業主婦)には、学生・独身・社会人とはまた違った付き合い方が存在する。(キーワードは ふんわり&みんなで)
- その良さは、入ってみて初めて知った。たしかにラクだし、居心地良い。
という話です。
もしあなたが、「専業主婦になるのがお初」で、かつての私のように

ママ友ってみんなどうやってそんなに仲良くなるの?

家族ぐるみの付き合いってどう発生するの?
と思っているのなら、
「あなた」「子連れ」両タイプの付き合いを持てるように、価値観を広げてみてもいいかもしれません。
【この記事を読むと、こんなことがわかります】
・違いはなに?:独身・社会人時代の友達と、駐在妻のママ友の違い
・どんな人と?:自然と仲良くなる相手
・どうやって出会う?&つながりをキープするの?
駐在妻前の友達付き合い
まずは、駐在妻になる前の人付き合いについて。
JC・JK時代から「連れ立ってトイレ女子」に小首をかしげていた私ですから、渡航前の私(大学とか社会人時代)は、
グループというより「個々人の付き合い」が多かった
ように思います。
人と仲良くなりたいと思うとき、その相手は「1対1でも会いたいと思う人・価値観が合う人・深い話ができる人」たちでした。
ありがたいことに日本では、数は多くなかったけれど、そのような友達に恵まれて過ごしてきました。
あるいは、1人行動も好きだったので、タイミングよく仲間が見つからなければ「いっそ1人で」も多かったように思います。
「独身・社会人時代の友達」と「駐在妻のママ友」の違い
駐在妻=専業主婦歴、4年。
そんな私に、ついに人生初の「子連れでふんわり遊ぶ仲間」ができました。
これが世に聞く「ママ友」と呼ばれるやつだな、と思います。
その2つの違いは何か?
私が思うに、「求めるものが違う」んだと思います。対比をいくつか挙げてみます。
付き合い方
独身・社会人時代の友達:
- じっくり深い話もする。
- 価値観がかなり合う人だけで構成される。
- 1対1での会話内容が共感の嵐。
ママ友:
- みんなでいてふんわり楽しい。
- 子連れ含めた家族ぐるみの付き合い。
会う頻度とトーク内容
独身・社会人時代の友達:
- 久しぶりに会う。(3~6ヶ月おき)
- アップデートし合う近況(自分のニュース)がたいていある。
- 会話の対象は「私とあなた」。(子供ではない)
ママ友:
- 毎日とか毎週会う。
- 必ずしもトークメインとは限らない。
- 日常の世間話、子供の学校・幼稚園(以下、まとめて「スクール」)の情報交換が多い。
- 感覚としては高校でお弁当食べる友達に近い。
逆に言えば「さほど面識がなくても、子供やスクールの情報交換で楽しく話せる同じくくりの仲間」ともいえます。
行き先・アクティビティ
独身・社会人時代の友達:
行き先・会う場所は「飲み」が多い。飲みながら、トークがメイン。
駐在妻のママ友:
アクティビティを理由に誘うことが多い。
- 習い事(バティック=ろうけつ染め、カゴ編み、クッキングなど)のついでに、手より口を動かす。(笑)
- 布からお仕立てやバザーに一緒に行く。
- インスタで見かけた気になるカフェに一緒に行く。
- 家に集まってゲームする。など
正直に言います。来たばかりの頃は、よくわからなかったんです。
駐在妻が数人で集まって、バティックを習うことの意味が。
(心の声↓)
- バティック染めを、インドネシアの伝統体験としてやってみたいのはわかる。
- でも、毎週やりたいかなあ?
- 誰かの自宅を持ち回りで提供か…。ウチは家散らかってるしなぁ。
と、思っていました。
バティック自体をやりたいだけなら、スポットで体験できるところは存在します。
私は一度、博物館でバティック体験をして「バティックは完了!」と思っていました。

でも、今ならわかる。
バティックが主目的じゃないんです。
バティックを習うことを口実に、気の合うメンバーで集まりたい。
他愛ないおしゃべりをしたい。
たぶん、ここが本丸。
多くの駐在妻がそうしたがる理由も、わかるようになりました。(理由は「メリット」の項で)
今なら私も、ママ友から「バティック習う~?」などとふんわり誘われたら、喜んで乗っかると思いますね。
仲良くなる相手は?
かつて
当初私は、駐在妻になってからも、いろんなコミュニティに出かけては、日常の外で友達を探していました。
「子供抜きでも」「大人だけで楽しめる友達」に出会えるかな、と期待して。
探した先は、夫経由の紹介、JJC・ライフネシア掲載のイベントなど。(※詳しくは友達のつくり方の記事で)

そのようなイベントで、実際に仲良くなれるのか?
と聞かれれば、

仲良くなれることもあるし、なれないこともあります。
運と、がんばり次第。
と答えたい。
私は、何人か知り合えた回もありました。
けれど、出会う場所がイベントということは、つまり「いつもの生活の延長で会う人ではない」。
なので、私の場合は長く続かないことが多かったです。自然消滅ですね。
それでも、当時はがんばって誘っていました!(笑)
ゴルフ好きという女性には

週末打ちっ放し行きましょー!
美術館めぐりが趣味という女性には

近々美術館いく予定ありますか?
ジョインしていいですか?♡
などなど。
お誘いが実現したときは楽しかったけれど、よっぽど気が合う相手でない限り、2回目3回目を向こうから誘い返してくれることは少ないかな…という印象。
あるいは、私が意識的に「子供いない人、働いてる人」にも声をかけていたので(付き合いの幅を広げたくて)、相手からすると

この人、ママ友とは遊ばないのかな…?
と、ちょっと謎だったかもしれませんね。
いま
最近、仲良くなる人の多くは、生活の中で「自然に会う人たち」です。
例えば
- 子供の送迎のバス待ちで会う。(=毎日会う)
- 習い事が同じ。(=毎週会う)
- 子供同士が放課後、遊ぶ約束をしてきた。(=週に何度か会う)
- 自宅保育で(2歳未満は幼稚園行かないことも多いです)、毎日アパートのプレグラ(庭)に連れ出していたら、同じ境遇の人と仲良くなった。(=毎日会う) など
必然的に、「子供の年齢が同じくらい」「スクールが同じ」「アパートが同じ」などの共通点を持つ人が多くなりました。
頻繁に顔を合わせて雑談していると、「がんばっていきなりランチ」など誘わずとも、「流れで」「ふんわり」遊ぶことになったりします。
そしてこれが、けっこう楽しいし、ラク。
どんな面でラクなのか、メリットを書いてみます。
「子連れでふんわり遊ぶ仲間」のメリット
誘われ待ちでも遊べる
先ほども書きましたが、自分からがんばって誘わなくても、企画が持ち上がることがあります。
これは、イベントにせっせと参加して個別に声かけしていた時代には、考えられなかった奇跡です。
「自然に会う人たち」なので、頻繁に顔を合わせて、雑談するうちに、
- 会ったときふんわり持ち上がったり、
- 既にある予定に誘ってもらえたり、
- ランチ中にそのまま「次回」が決まったり。
「特定の誰かと」「この話をしたい」がない場合も、「人と会って話していたい」欲を満たせます。
そしてこれ、渡航初期には自覚していませんでしたが、
寂しさを感じがちな駐在妻生活では、わりと大事なニーズです。
子連れマターの利害が一致している
「子連れでふんわり遊ぶ仲間」メリットの2つめは、子連れマターの利害が一致していること。
起床・就寝、お昼寝、お迎えなどの「活動時間帯が似て」おり、急な発熱やお迎えもとにかくお互い様なので、気兼ねなく調整しやすいです。
例えば…
- 夏休みだから、子供とヒマ。子連れで遊ぼう。
- 面談期間はお迎え〇時だから、スタートを早めよう。
- タームブレイク(学期休み)だから、往復1時間のデイケア先に預けたあと合流するので、遅れます。
など、細かい説明なしに文脈が通じる(その背景に潜む大変さを察してもらえる)ので、かなり気楽。
なんなら労ってもらえます。
子供がシャイでも遊び仲間ができる
我が子は人見知りタイプなのですが、
親同士がふんわり仲良くなってから、子連れでおうちを行き来したりで、子供も「みんなとふんわり遊ぶ」が叶うようになりました。
一方、デメリットは:
そもそもが「自然に会う」人たちで「ふんわり」成り立っているので、スクールが変わる・習い事を辞めるなど、「自然と会う」機会がなくなると、「ふんわり」消えていくことが多いです。
なお、「私主体の友達」(=独身・社会人時代のような友達の作り方)のメリットは、
- 子供抜きで「私」を見てくれること。そして、
- 人付き合いの幅を広げられること。
これも大事にしたい観念だと思います。だから私は両方欲しい。(欲張りかな?笑)

子供絡みを抜きにして、遊ぶイベントが自然発生する大人のグループがもしあるなら、それは超貴重です!
どうやって「子連れでふんわり遊ぶ仲間」に出会えるか?
どうやってママ友=「子連れでふんわり遊ぶ仲間」に会えるか?
主観たっぷりですが、以下、個人的なTIPSを書いてみます。
お迎えはメイドさんに頼まない
子供のスクールや習い事は、自分で迎えに行きましょう(メイドさんに頼まない)。
少なくとも最初の数か月は。
「自然な出会い」があるかもしれませんので!
※年齢にもよります。ある程度大きくなると付き添いなしの子も増えます
自己研鑽に走りすぎない
自己研鑽は、そんなに詰めてがんばらなくてもいいかもしれません(笑)
もし何かをがんばりたいという場合は、ヒマな曜日もあらかじめ決めておきましょう。
具体的には「予定を入れずに」「周りの人たちと同じ行動」をする日を週2回ぐらい作る。
例えば
- 「今日は出かけないんだろうな」と一目でわかるラフな格好にする。
- 周りがロビーで立ち話(座り話)するなら、ちょっとする。
- 周りがエレベーターまで世間話しながら部屋に戻るなら、そうする。
ふんわり顔を合わせる人たちが決まってきたら、これらが「誘ってもらう隙」になると思います。
※一緒にいて心地よい・仲良くなりたい人なら、の話です。そうでなければささっと帰りましょう。
駐在妻友達と出会ったあと、つながりをキープするには?
行き先が同じなら、乗り合わせに誘う
あなたに家庭車がある、またはお互いタクシーの場合、乗り合わせに誘いましょう。

何年もの間、私は「個人プレイで現地集合」がデフォルトと思っていたので、誘ったことなかったです!(笑)
ふんわり誘う&拾う
SNSや口コミで、気になる行き先ができたら、ふんわり囁いてみましょう。

SastBreadって日系のパン屋さんできたの知ってる?
とか

桃鉄やってみたかったんだよね(ゲームあんまりやったことなくて)
とか、そういう「ふんわり」の雑談から実現に広がったこともあります。
(持ちかけて乗って来なければ、さっと引っ込めましょう笑)
同様に、誰かの「ふんわり」が出たら、拾いにいきましょう。
拾うのが上手な人は、間髪いれずの相づちが上手な気がします。

いいね。いつ行く?

○○ちゃんの一時帰国前に行きたいね
などなど。
自宅を提供する

よかったら、ウチくる?
この一言が言えると、超スムーズです。特に子連れの場合。
そのためには、自宅をそこそこきれいにしておきましょう。(笑)
私は昨年、とりあえず「リビングからトイレまでの動線」の片付け大会をやりました。(※本気で散らかってた)

あと、リビングにカーペットがなかったので、アパートの契約更新月にリクエストして、オーナーさんに買ってもらったよ。
子供も大人も地べたでリラックスできるので、私はカーペット追加後の今のリビングが好きです。(こっちの床は大理石で冷たいから)
顔を合わせ続けていれば、ふんわり誘われる機会も増えます。
がんばって企画とかしなくても良いんです。あくまでも自然な流れで、まとまったらベースでいい。
これが、がんばって誘ってきた私には超新鮮。(また言う)
なお、人数が増えるほど、直接顔を合わせたときに、ふんわり話す方がまとまります。(体感)
LINEで話し合ったりするよりも、結果的にスムーズ。
職場の歓送迎会などとは違い、幹事不在でゆっくりふんわり進むこともありますが、焦らずのペースで大丈夫!
おまけ:なぜ長年、一人派だったのか
自分を振り返って、なぜ3年以上このようなグループを持たなかった(良さを知らなかった)のか、考えてみました。
奇跡的に、同じく一人派の友達がいた
私は、渡航後すぐに、同じく「一人派かな?」と思われる群れないタイプの友達ができました。
なので、「3ヵ月に1度ランチして、近況アプデする」ような、これまでの「私主体の付き合い」と同じ付き合い方をしていました。
なので、
そこで満たされていた
⇒「みんなでふんわり」のニーズが自分の中になかった
⇒体験したことがないので良さを知らなかった
というのが実情かなと思います。
なお、その友達は早くに本帰国してしまい、その後同じタイプは出会えていません。子連れ駐在妻で一人タイプは少数派なんでしょうね。
結果的に、友達求めてませんオーラを出してた
かつての私は、「滞在中に何か頑張らなきゃ」と思っていたので、子供を送り出すと同時にカフェに出ていました。
外出のお供は、パソコンかKindle。
なるべく無駄のないスケジュールを考えて、いつもチャカチャカで歩いてたかも。
結果的に、「自然に会うふんわり仲間」と出会う機会も、誘われる機会も、自分でなくしていたと思います。
ていうか、もし今そういう人を見かけたら

意識高い系かな~?
と思って、私もふんわり誘うのは遠慮するかもしれません。
まとめ
子連れでふんわり遊ぶメンバーを持ってみたら、メリットたくさんでした。
- 「私とあなた」主語で話せる相手
- 「子供含み」で遊べる相手
両方あっていいと思います!
後者をまだ持っていない人は、その気になったら「ふんわり」広げてみてくださいね!


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