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プロフィール
甘ママ

メーカー勤務10年→ 2022年~インドネシア駐在妻。
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子連れ駐在妻の「自分時間」はこうやってつくる

何する
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あなたには、

中断されない「自分の時間」

はありますか?

私は、自分ひとりで(または大人だけで)過ごせる時間を、

とても大切にしています。

その時間を獲得できたのは、

土日に「私デー・夫デー」をつくったから。だと思っている。

今回の記事では、

  • 我が家の「私デー・夫デー」について
  • メリット(私と夫の変化
  • 導入のコツ

について書きたいと思います。

【この記事を読むと、こんな変化へのヒントが得られます】

  • 子供と自分の生活(人生)を切り離して捉えられるようになる
  • 心の余裕ができる
  • 「ひとりよがりな育児」を減らせる

関連記事:「平日」の自分時間をつくるコツ(=家事育児を「寄せる」アイデア)は、こちら

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子連れ駐在妻が自分時間をつくる方法

子連れで、どうやって自分の時間をつくるか?

我が家でそれが実現した方法は、(冒頭にも書いたけど)

土日に「私デー」「夫デー」を設けたこと。でした。

なぜ「土日」かというと、「仕事が理由で、実現できない」が少ないから。

(=実現可能性が高い。)

我が家を例に説明していきますね。

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我が家の土日の過ごし方

個人プレー(交代で子守)が多い

我が家の土日は、

「家族全員で出かける」よりも、「大人が個人プレー」することが多いです。

例えば、「土曜:夫ゴルフ」「日曜:私カフェ(読書)」といった具合に。

駐在中に限らず、

子供を持って以降、徐々にこのスタイルになりました

その間、「じゃない方」のもう一人が「子供とセット」です。

留守番でもいいし、子連れで出かけてもいい。

同じ一日の中で、「時間単位で交代」することもあります。

スケジュール例

例えば、こんな感じ。

(例)とある土日

例1:土曜夫デー、日曜家族デー
例2:土曜夫デー、日曜私デー

他にも例えば

こんなのも、こんなのも、こんなパターンもある。↓

何が言いたいかというと、我が家では、

・私も、対等に自分の時間をリクエストできる。

・「家族全員で出かける」よりも、「大人が個人プレー」することが多い。(再掲)

このシステムを知る友人(駐在妻)からは、

友人
友人

個を尊重し、適度な距離感を保つ」考え方のファミリーだね

と言われました。

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メリット

もう何年も運用している「私デー・夫デー」。

このようなポジティブな効果がありました。

変化:私の生活(人生)

私が、

・子供と自分の生活(人生)を切り離して捉えられるようになった。

・全体的に心の余裕ができた

その結果、子育てと全く関係ないような

  • 新しいこと
  • まとまった時間を要すること

にもトライしたいと思えるようになりました。

だって、子供の「発熱」や「夏休み」(=平日張り付き)でも、

週末には必ず「自分の時間」がとれるんだもんね。

先日、学生時代の友人(独身)から

甘ママって、いい意味で子持ち感ないよね

と言われたことも。

自分を犠牲にしすぎず、私自身の生活も大事にしたい」と思っている私にとって、

それは、嬉しいコメントでした。

変化:私の育児

私の「育児の変化」もあったと思います。

私が、育児に対して寛容になった(完璧を求めない、気楽)。

(理由):

夫の育児概念私と違う)にぶつかったときに、「本当に譲れない境界線」改めて考えるから。

私ひとりの物差しで子育てする「育児の偏り」が減った

(理由):

二人の親の考え」が育児方針に反映されるから。

②について、もう少し書かせてください。

子育ては、「各家庭」というかなりクローズドな環境で行われます。

そして、基本的によそ様の方針に口出ししない。

だから、家庭の中で

  • 一人の親の考え」ではなく、「二人の親の考え」が反映されること
  • すなわち、夫婦が対等であること によって、

ひとりよがり」な育児を防ぐことができるんだな

と、「自分の考えの変化」を通して、私は思いました。

夫の変化

夫の態度に、嬉しい変化もありました。

私に対して、(態度の裏に透けて見える)「いつも暇でしょ」「母親は子供とセットであたりまえがなくなったと思う。

言い換えると、

「夫は、私個人の予定も尊重してくれる」と、私が感じるようになりました。

「どんなときに感じるか?」というと、例えば、こんな場面。

【例1】

テクニシの立会は、勝手に入れずに

夫

○日、立会お願いできる?

と事前に聞いてくれる。

【例2】

夫が土日連続で予定を入れたいとき、

夫

○○、行ってきていい?

と事前に聞いてくれる。

ちなみに、土日の予定に私が「ダメ」と答えたことは一度もないの。

それでも、毎回聞いてくれる。

その聞かれること自体が、私は嬉しいです。

「あなたの休憩なくて/少なくてごめんね」を背後に感じるから。

結果は同じでも、その一言が嬉しい」といったたぐいの、儀式とかマナーみたいなもんですね。

なお、以前はそうじゃなかったです。

育休初期の頃(@日本)は、時間指定のない荷物受取(=終日、家で待ちぼうけ)を悪気なく頼まれたりしていました。

(もちろん断ったけど、その後も何度もあったから、ピンと来てなかったと思う

こういったスタンスの変化は、「私デー・夫デー」を設けるようになってから「次第に変化した」と思います。

どうやって「私デー」をつくったか

ここからは、

どうやって私デーをつくったか?

の話を書きます。

大別して、2段階あったと思います。

  • 子供が生まれてすぐから、ずっと
  • 帯同するとき(念押し)。

帯同するとき

駐在員は一般に、ゴルフが増えます。

渡航最初の頃、こんなお願いをしました。

(かわいらしく。)←重要

土日とも不在は、ナシにしてね。

私、一緒にいたくて、ついてきたんだから

(プリプリ怒りながらリクエストは、逆効果な気がする)

あとは、会話の中で

夫

土曜ゴルフね

オッケー。じゃあ日曜私デーにもらっていい?

みたいなのを、重ねていきました。

日本にいるとき

子供が0歳児(@日本)の頃から、私は、

土日の「カフェタイム」を貰うようにしていました。

私

週1回・たった3時間でいい、

朝6~9時でもいい。

私

私の時間をください。

得るためなら早起きもする!

この「私タイム」を真剣にお願いしつづけて、夫も次第に理解してくれたように思います。

実際私にとっては、「一人時間」と「子供との時間」のメリハリをつけることが、精神衛生上、とても重要でした。

(今でもそうです)

子供を持っても、持つ前と変わらず、子供マターに左右されず動ける身」(←例えば夫)からすれば、たぶん

そんな些細なものを、そんなにしてまで欲しい!?

と思ってしまうレベルの、切実なお願いだったと思います。

コツ「任せきる」

さて、「私デー」のコツは、

夫に任せると決めたら、「任せきる」ことだと思います。

つまり、食べるもの、おやつ時間、寝る時間などを細かく指示しないこと。

ふだん○○してる、という情報は渡します。

けど、同じ運用を求めない

細かく指示しない

これに気が付いたのは、私が早朝カフェに出かけたときです。

夫が、子供(当時1歳)の朝ごはんにチョコクロワッサンを用意しているのを見て

チョコクロはないでしょ

と言ったんです。そしたら、涼しい顔でこう返されました。

今日は、俺権限だから、いいの

それを聞いて「あ、そうか」と思いました。

子供について細々と指示する時点で、「主担当は私」と言っているようなものだ、と。

相手に「主体的に動いてほしい」なら、

相手の「常識を信じて、自由に」やってもらうのがきっといい。

食事に関しては、

一週間で栄養がバランスしていればいいか

と思い直し、たまのチョコクロも「まあOK」にしました。

考えてみれば、

  • ファミレスで朝食チョイスに「パンケーキ」もよく見るし、
  • じゃあチョコシリアルはダメか、フルグラならいいのか、あんぱんはどうなのか

って話になります。

  • 海外のホテルだと、朝食ビュッフェにチョコドーナツとかあるし。
  • 現に、激甘な菓子パン1つで朝食を済ませる友人(ロシア人)を、そういえば見たことがありました。

当時1歳の我が子に関しては、もちろん理想は毎回、野菜・フルーツ込みの朝食」だけれども、

他の食事でちゃんと食べていたので、ヨシとしました。

物理的に不在にする

「任せきる」ためのポイント。具体的なアクションとして、

物理的に不在にする」ことが有効だと思います。

私が口出ししないで済むし、何より自分の時間を「確保」できるし(気が散らないし呼ばれない)。

日本にいるときも、帯同現在でも、

私タイム」は家から出る

ようにしています。

「常識のすり合わせ」は必要

一方、デメリットというか、「ひと手間」が必要な点も発生します。

つまり、お互いの「常識」のすり合わせです。

【例1】朝食にチョコクロワッサン

先ほどのチョコクロの例は、私はNG→OKに変えました。(夫の常識に合わせた

(理由):「一週間で食事バランスがとれればいい」で自分が納得したから。

【例2】テレビをつけながら寝かしつけ

これは、私はNG→NGを譲りませんでした。(私の常識に合わせてもらった

(理由):睡眠(乳幼児にとっては健康と直結)に明らかに影響があるから。

夫に初めて寝かしつけを頼んだ時のこと(子供:0歳児)。

快くOKしてくれたのですが、暗がりの寝室で、小型テレビをつけていました。

夫曰く

夫

だってまだ眠そうじゃないよ。

眠くなったら勝手に寝るよ

それは「寝かしつけ」というより、私から見れば

私

「子供が勝手に寝落ちする」のを、隣でテレビを見ながら待っているだけやないかーい

と思ったので、話し合いの結果、それはナシにしてもらいました。

本当に禁ずべきことは、さほどない

「すり合わせ」を重ねてきた結果、

今では安心して、夫に子供を任せられるようになりました。

丸一日過ごしてもらっても、

私の感覚に照らして「非常識なこと、ビックリすること」は起きません

そして、

「すり合わせ」を通して、私の育児の考え方は、だいぶ「ゆるく」なったように思います。

なぜなら、「○○しなきゃ」が見事に崩され、気楽になったから。

夫と私の「育児観念」は、かなり開きがありましたが(おもちゃを買う頻度、おやつ、テレビなど)、

私が「絶対譲れないもの」以外は、すべてNG→OKに変えました。

先に書いた「テレビで寝かしつけ」の他には、おもちゃ遊びで安易に「しぬ・ころす」と使うのを止めてもらったくらいでしょうか。

突き詰めれば、NGは①危険、②健康、③倫理観。くらい。

本当に禁止すべきことって、実はそんなにないんだなあ。

と思いました。

我が家に「夫デー」がなければ(≒夫の育児観念が入ってこなければ)、

私はもっとキチキチと、几帳面な育児をしていたかもしれません。

(そして勝手にストレスを溜めていたかもしれません)

まとめ

今回の記事では、

夫デー・私デー」システム、つまり

  • 子連れ駐在妻(専業主婦)である私が、
  • 「自分の時間」を確実に得るために実践している工夫

について書きました。

【メリット】

  • 子供と自分の生活(人生)を切り離して捉えられるようになる
  • 心の余裕ができる
  • 「ひとりよがりな育児」を減らせる

【導入のコツ】

  • かわいらしく頼む
  • 任せる日は「任せきる」
  • 物理的に不在にする

「私の時間」「子供との時間」「家族の時間」がじょうずにバランスすることで、

たくさんの女性が、自分らしくメリハリのある生活(人生)を送れることを願っています。

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