夫の駐在が決まった!
私の仕事、どうしよう?
「帯同する側の人」の仕事について、もし複数の選択肢があるなら、その時点でラッキーですね。
「辞める」しか選択肢がない人も、きっといるから。
私にはありがたいことに、4つの選択肢がありました。
私は4つそれぞれについて、渡航前にたくさん妄想したし、
渡航後にも一度、「働いたら?」ベースでシミュレーションしたことがあります。
今回は、「渡航前には気づかなかった盲点」をメインに、記事を書きたいと思います。
※「子連れ」前提で書いています
「駐在妻の仕事の選択肢」一覧
一覧はこれ。(文字が多くてごめんね)
①日本から完全オンラインで働く
一つめは、「日本の仕事を辞めずに持ってきて、完全オンラインで働く」という選択肢。
コロナ後の現在、「帯同事情なら」と、完全オンライン勤務をOKしてくれる会社もあるかもしれません。
(※できない会社もあると思います。選択肢にあるだけでラッキーです!)
盲点:リアルの人付き合いが減るリスク
渡航前には気づかなかった盲点。それは、
働き方にかなり自由度がないと、「リアルのコミュニケーションが減る」ということ。
なんなら「基本、家族だけ」になりそう。w
職場(日本)が完全オンラインの場合、
リアル(対面)の人付き合いとして、職場とは別に「現地での友達」を作りたいですね。
現実的には、平日働いている単身女性(駐在員・現地採用)が友達候補になると思います。
が、「子持ち・家族連れ」が、現地でフル勤務している人とガチで仲良くなるのは、
「駐在妻どうしの友達作り」に比べて、「ハードル高いな」と感じています。
友達作りが難しい
実際に私は何人か、現地採用の知り合いはいるのですが、
「現地で働いている単身女性」は、実感としてはこんなイメージです。
- まず母数が少ない。
- 先方からは誘ってこない。(たぶん家族・子供への遠慮)
- 人付き合いに「飢えて」ない。(仕事繋がりの知り合いが豊富)
友達になるには、こっちから「アグレッシブに誘うベース」が現実的。
でも、仕事に育児に怒涛の5日間を過ごした後、その元気あるかな…?w
一方、駐在妻さんと友達になろうとすると、平日、時間的な余裕が必要です。
だから、「働き方にかなり自由度がないと…」と書きました。
そんなわけで、
もし私が元勤務先の働き方で、「日本の会社から完全オンライン勤務」にしたら、
「駐在妻とも遊べず、現地の職場仲間もいない」という、中途半端な存在になってたかも??と思ってます。。
海外に出たのに、
日本時代より狭い世界になるというパラドックスねw
まあ、もしそうなったら時短なり業務軽減なり、何かしら職場に相談してたとは思いますが!
とりあえずやってみる手も
こればかりは、個別の事情によるし、実際やってみないとわからない部分も。
- 子持ち帯同者への「働き方の配慮」は、会社によってかなり差があるし、
- ガチ戦力になる「いいメイドさん」に出会える人もいると思います。
「いざとなったら休職・退職に切り替える」腹案を持ちつつ、
一度トライしてみるという手はあるよ。
「片方ずつ挑戦」パターン。
なお、選択肢①のメリットは、
- 自分のコミュニティを(オンラインであっても)外に持てる点、
- キャリアが途切れない点。
その他は一覧表をみてね。
②現地採用で働く
盲点:メイドは住み込みが現実的
渡航前には気づかなかった盲点。それは、
子供マターをカバーするために、現実的には「住み込みのメイド」になるということ。
「他人が常に自宅にいる」状態。
私、繊細だからきっとリラックスできないわ…
*関連記事:シミュレーションしてみた
なお、選択肢②のメリットは、
- 自分のコミュニティを現地に持てる点、
- キャリアが途切れないし、むしろ転職先で英語を使うなら「キャリアアップ」できる点。
その他は一覧表を見てね。
③休職
(※できない会社もあると思います。選択肢にあったらラッキーです!)
盲点:そのまま辞めた場合の心残り
渡航前には気づかなかった盲点。それは、
戻らない結果となった場合、そのつもりで職場の人とお別れできないこと。
長くお世話になった職場ほど、心残りになりそう。
私、情に厚いんで。(笑)
「帰国後は戻る」つもりでも、
- 休職期間の期限が来たり(駐在の長期化・他国スライド)、
- 気持ちが変わったりして、
結果的に戻らない可能性はあります。
なお、選択肢③のメリットは、
- 期間限定で現地生活を満喫しつつ、「帰国後は戻れる」安心感がある点。
その他は一覧表を見てね。
④退職
退職という決断。これは一番心苦しいところだと思います。
「戻れる特約」のある大盤振る舞いの会社を除き、一般的には、帰国後の就職先にアテがないし。
盲点(良い面):心理的な覚悟
が、この選択肢の「盲点」は、「良かった点」でした。
渡航前には気づかなかった盲点。それは、
潔く次に進もうと思えたこと。
覚悟を決めるというか、腹をくくるというか。
*関連記事:仕事を辞めて帯同してよかったと思うこと
妄想も楽しんで
今回は、「渡航前には気づかなかった」メリット・デメリットにフォーカスして、4つの選択肢を挙げてみました。
なんだかんだ、選択肢を妄想していた時が一番楽しかった気がします。(笑)
たくさん妄想して、あなたの選びたい道を考えてみてくださいね。
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