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甘ママ

メーカー勤務10年→ 2022年~インドネシア駐在妻。
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駐在妻、何がストレス?解消するための4つのヒント

ストレス
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あなたは、駐在妻生活で「ストレスモヤモヤ」を感じたことはありますか?

メイドにドライバー。

厚遇にいるはずなのに、私、これ以上の何が欲しいというのか?

私って贅沢者なのか!?

と罪悪感にかられるかもしれません。

大丈夫。しっくりこなくて当然です

今回の記事では、私が感じた「ストレスの原因と解消法」について書きたいと思います。

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幸せの基準は、人それぞれ

はじめに、これだけはハッキリさせておきたい。

人の幸せの基準は、「メイドやドライバーがいるかどうか」では決まらない

帯同にあたり、友達や配偶者から、こんなセリフ言われた人いますか?

メイドもドライバーもいるんでしょ?いいなー!

毎日ヨガしてママ友とアフタヌーンティーできちゃうじゃん!いいなー!

一年以上住んで、つくづく思うのは、

本当の自由とは、

たくさんの選択肢の中から、「自分で選べる」ことを指すのだと思う!!

  • たまには、自分の足で目的なく歩きたいと思うときもあります。
  • 社会の歯車の一員になりたいと思うときもあります。

例えば働く必要がなく逆に言うと働くことができず)、

ぜんぶ車移動できる逆に言うと徒歩が非現実的である)ことが、

イコール全員に共通する幸せとは限らない!!

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駐在妻のストレスの原因

渡航したての駐在妻の「ストレス原因」を端的にまとめると、

日本と違って○○できない。

こう書くと「至極あたりまえのこと書いてるだけ」になっちゃうんで、もう少し分解します。

ストレス原因は、

1.選ぶという自由がない=制約が多い(時間・車しばり・人付き合い・仕事)。

2.ガス抜き手段(現地でできる&自分に合ったリフレッシュの選択肢)が少ない
↑「長年の親友がいない」含む

だと思います。さらに、

3.1.2により、ストレスが発散されずに、溜まっていきやすい

ため、「この程度のストレスで??」と自分でも疑うようなレベルで沈んだり、長引いたりしちゃうのでは。と思う。

以下、「制約」と「ガス抜き手段の少なさ」について、一つずつ。

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時間の制約(と、その範囲内の遊びの少なさ)

まずは時間の制約。

子連れの駐在妻にとって、平日フリーは4~5時間(送り出し後→お迎えまで)です。

が、「4~5時間」と前後がカッチリ決まっているわりに、その時間内で行ける「遊び場・リフレッシュ場」がジャカルタに少ない。

遠出するならあるのよ。

でも渋滞でお迎え間に合わないリスク大だし、なんか気軽じゃない

あとたぶん、日本に慣れた人が一番しっくりこないのはこれかな。

「ぶらぶら街歩き」ができない。

歩く場所って、基本的にモールの中なんだよねえ。

外気に触れて、商店街とか歩きたいですよ、ええ。

そして外出といっても、時間縛りあるので

結果的に「食べる」くらいしかやることない。

カラオケや緑スポットは遠いし、虫いるし…漫画喫茶とかないし…

加えてその、「4~5時間」で見出したわずかな自由も、子供マターでいつでも消えゆく、不安定な存在なのです。

私たちは「完全に自分の都合」で行動をコントロールできるわけではなく、

「但し書き」付きで毎日を過ごしているわけです。

但し書きとは例えば、

  • 「昼間は原則自由です、ただし子供の発熱・スクール行事の場合を除きます
  • ただし実質、あなたができることは、ランチかモールの買い物くらいでしょう

のような。

敢えてシュールに言うとね。w

解消法

「時間の制約」に対する解消法は、

自分がコントロールできる範囲から、「自由にできる時間」を確保することだと思います。

例えば

  • 昼間一人になった後の4~5時間を「死守」する
  • 配偶者と相談して、「休日・早朝・夜に一人外出」する など。

誰にも中断されずに過ごす時間は、至極の時間。

それと、休日や夜に一人外出することで、

「自動的にセット」になっている子供の朝食・寝かしつけのタスクが免除されるのもまた、至極です。

*関連記事:自分時間を「死守」するコツ

*関連記事:ストレス初期の「起爆剤」的な方法例

移動手段の制約

ジャカルタに来て驚いたのは、「車移動の多さ」。

完全な車社会(むしろバイク社会)なので、そもそも歩道が整っていないし、歩行者向けの信号もめったにないです。

あれです、「東南アジアあるある」の、

「現地人のように堂々と車を止めて、何車線も横断する」テクニックを要するやつです

「ちょっと出かけたい」レベルでも、

いちいち「車手配」めんどくさいな…

まいっか、出かけなくて

ってなります。特に、気分がちょっと疲れてるときとか。

先の項目と被るけど、

たまには自分の足で自由に歩きたいのよ。

解消法

「車しばり」の根本的な解消法は難しいです。道路の整備や治安は、変えられないので。

なので、これも「自分でコントロールできる」範囲でいうと、

私はなるべく「自然スポット」に(わざわざ歩きにw)出かけるようにしています。

(解消法1)歩きたい欲を週末・旅行に「寄せる」

平日・近隣での「ぶらぶら気軽に歩きまわる」は諦めて、週末や旅行に「寄せる」

そして平日は出不精になってもいいや。と割り切る。

(解消法2)MRT駅の近くに住む

ジャカルタのMRT(電車)は、思ったよりずいぶんと綺麗でした。

気合入れて貧しい恰好で乗ったのに、拍子抜けしたw

路線の駅に近いアパートに住むなら、「いちいち車手配」せずとも、

足を使ってぶらぶらできる体験」は増やせると思います。

(ウチは駅から遠いので、車前提になる。)

人付き合いの制約

人付き合いにおいては、「全員はじめまして」状態からスタートします。

慣れ親しんだ人・コミュニティ、十何年も続く親友はいません。

ジャカルタには日本人も多いし、同じ境遇なので、お友達はすぐできます

が、やっぱり、何年もかけて築いてきた親友レベルに匹敵する関係は、そりゃ一朝一夕にはできないわけです。

そこの、付き合いがまだ浅いからこその「歯がゆさ」「遠慮・気遣い」みたいなものは、確かに存在すると思います。

  • 誰を誘っていいか?とか、
  • 「この人と会うといつも元気が出る」相手が既にいるか?とか、
  • ネガティブな話(ドライバーの愚痴とか)も聞いてもらっていいものか?とか。

そんなわけで、

「元気にわいわい」ではなく、「ストレス気味のガス抜き」に付き合ってほしくて人を誘うとき、

長年見知った友達と比べると、ちょっとエネルギーが要ります

ついでに、お互いの一時帰国や旅行で、何週間も予定が合わないのは駐在あるある。

(仲いい人が一本釣り状態だと、そういうとき凹む)

解消法

「人付き合いの制約」については、解消法というより、予防法でしょうか。

(解消法1)気持ちが元気な時期に、親友に出会う努力をする

ストレス期が来る前に、「既に親友ゲットしちゃった☆」という状態になっていれば超ラッキーです。

できれば、一本釣り状態を避けて、多方面に複数いるといいです。

心身元気なうちに、出会う努力はしておいても良いかと。

*関連記事:おすすめの友達の作り方

(解消法2)付き合うスタンスを見直す

「ジャカルタに住む日本人」という親近感・連帯感から、日本時代より友達付き合いが密になることも。

もしも「関わりが多すぎる」ことで気疲れを感じたら、ライトなスタンスを取り入れてみるのも良しです。

*関連記事:人間関係に悩んだら

(解消法3)気兼ねなく話せる人を有料でゲット

海外で気遣いなく「なんでも話せる人」は、有料で探す手もあります!

仕事の制約

多くの会社では、帯同者(ここでは駐在妻)の「現地就労を禁止」していると思います。

厳密には禁止でなくとも、

  • 前例がないから」と暗に面倒くさがられたり
  • 海外保険をはじめとする福利厚生を返上したり

就労チャレンジへのハードルが高い気がします。

これが、日本で働いていたワーママにとってはストレスだったりします。

働くママが感じる最大のメリットは、たぶんこれ。

「社会のコミュニティに属し、家庭外でも自分の存在意義を感じられること」。

これが急になくなってしまうのだから、

自分の中での「バランスが崩れる」時期がくるのは、ある意味自然なことだと思います。

解消法

「仕事」がなくなったことでストレスを感じる人は、きっと「何かをしていたい」タイプ。

金銭的な報酬はなくとも、「仕事」ばりに夢中になれることを、探してみませんか?

ちなみに私は、一度「現地採用で働く」シミュレーションをしてみたら、なんか満足しました。

得るものと失うものが明確になって、「やっぱり今のままがいい」と思うようになったよ

*関連記事:夢中になれることを探す

*関連記事:一度、働くシミュレーションをしてみる

「いつ」ストレス期は来る?

ちなみに、ストレス期が全く来ない人もいます。(私の周りにも実際いる)

渡航後、初めての「ストレス期」(数週間とかのちょっと長いやつ)が来る場合、多くの人は、

「ちょっとしたモヤモヤをスッキリさせたいのに、あれもできない、これもできない。…あれ?なんか案外、制約が多いな?」

初めて自覚する時期が、

渡航後最初の「ストレス期」になるのでは。

と、私は思う。

私の場合は、それが渡航4~5か月頃でした。

【↓当時の私の気分グラフ】

最初はまさに「旅行気分」の延長で、ハイの状態。毎日が新鮮で、毎日が楽しかったです。

4か月目頃から、次第に「現実」を認識

小さな「モヤモヤのタネ」(=上に挙げた4つ)に気づき始めました。

まとめ

Q:ストレスを感じうるのはなぜ?

A:一見厚遇に見えても、実際は「制約」下にあり、「たくさんの選択肢の中から、自分で選ぶ」という自由がないから

Q:ストレスの原因(その制約)ってなに?

A:私が感じたのは、時間・車移動しばり・人付き合い・仕事の制約。

Q:解消法は?

A:「コントロールできる範囲」で「自由」を確保すること!

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