大変ご無沙汰しております。久しぶりの記事です。

子どもとの時間も大事にしたいけど、自分の時間も欲しい!

どうやって時間つくったらいいの?

それはズバリ、夫の協力をじょうずに得ることです!
今回は「ママが、自分の時間を作るために、どうやって夫の協力を得るのか?」そのヒントをお伝えするシリーズです。
情報を小出しにする
さっそくですがそのヒントを。
「夫に情報を小出しにする。」
つまり「初耳の状態で、いきなり頼まない」ことです。
例1・山歩きイベントに参加したい
私がしばしば行く山歩きイベントを例に、ご説明します。
「ジャカルタ歩く会」という日本人コミュニティがございまして。


名前のとおり、ジャカルタ近郊の「自然の中を歩く」イベントを開催しています。
毎月場所は違うのですが、ジャカルタから車で大体2時間ぐらいのところ、ボゴール方面が多いです。
私は元々アウトドア好きなので、たまに1人でそれに参加しています。
その間、子供は夫とお留守番。
「お留守番」っていうか、別に家じゃなくて夫と一緒に遊びに出かけてくれてもいいんだけど、私とは別行動をしています。
これを例に「小出しにする」というテクニックについてお話します。
ステップ3つぐらいに分かれていて、個人的に「ステップ1」が重要だと思う!
ステップ1:概要シェア
ステップ1は、概要シェアです。
「ジャカルタ歩く会」は、ライフネシアという日本人向けの情報誌があって、私はそのイベント欄で知りました。 まず見つけた時点ですぐ夫にシェア。

こんな会あるらしい。誰か友達誘って行ってみようかな。
その時、いきなり「私1人で行きたいから、子供とお留守番頼める?」とは言わなかったです。
↑たぶんここポイント。
で、夫に「友達誘おうかな。」って話した時に、私はこうも言いました。

山道を歩くから、子供を連れて行くのは難しいと思う。

うん、そうだね。
幼稚園児の我が子、ジャカルタの車生活にすっかり慣れてしまいモールでもすぐ「だっこ」と言うんで、夫も「うん、いきなり山は無理だろうな」って思ったんでしょうね。
そこで私は重ねて尋ねます。

その時は子供を見ててくれる?

んーそれ、何時発で何時戻りぐらい?
「あ、そうだよね、そこ知りたいよね。」と気づいた私。
さっそくインスタやブログで過去回の様子を調べます。

開催場所によるけど、朝6時発、午後3時戻りぐらいかな。
夫さんのゴルフみたいな感じだね。

不在中は子供の朝ごはん、昼ごはん、おやつをお願いしたい。
夫はゴルフが大好きで毎週のように行っており、その「朝早く行って、3時ぐらいに戻る」イメージがすぐ湧いたようで、

あー、ああいう感じね、わかった
と言ってくれました。ここまでがステップ1。
具体的な日程で頼む前に、概要・イメージを伝えて、「うん、いいね」とか「わかった」と言っておいてもらう。
これを一度挟んでおくことが、私は重要だと思っています。
もしも夫がここですんなり「わかった」とならないケースについては、別の回で。もっと手前で細かいステップを踏む必要があると思うので。
(ご家庭によっては「子供のご飯どうすんの?」って聞いてくる人もいると思います。普段子供とママなしで過ごす時間が短いパパだという可能性もありますね。)
ここでは「わかった」と言ってもらえた前提で、ステップ2です。
ステップ2:問合せするとき
次のステップは、問い合わせをするときです。
私は初めてこのイベントに行くとき、「誰か知り合いとぜひ行きたい」と思い、友達を結構誘ったのですが、結局見つからないまま3か月ぐらい経ってしまいました。
「わざわざ早起きして山歩きしたい」人がそのとき周りにいなかったのですね(笑)
で、私はある日夫にいいます。

もういいや、1人で行っちゃおうかな(笑)

1人参加の人もいるのか問い合わせしてみようかな?

いいんじゃない。
と夫も言ってくれたので、私は重ねて聞きます。

ちなみに、直近で○日開催って書いてあるんだけど、予定空いてる?

いいよー行ってきても
やったああああ。
ステップ3:最終確認
ステップ3は、実際に申し込みするときの確認。
「じゃあこれ、○日で申し込みするね! ありがとう~」
これでステップは終了です。
では、ここまで復習。
【ステップ1】概要をお伝えする。
- このイベントに私は興味がある。
- 私の不在時間はこのぐらい。
- もしも日程が合えば子供をお願いできる?
※この時点で日程は言わないし、参加するねとも言わない。
- 子供をお願いする場合、具体的にこれをしてほしい。
ここまでがステップ1。
【ステップ2】日程・問い合わせ時
- 問い合わせしようかな? ※「いいね」って言われてから動く
- ○日らしいけど、予定どう?
これがステップ2。
【ステップ3】申し込むとき
ステップ2から時間があくこともあるので、最終確認して申し込みます。
ついでに全力の笑顔で「ありがとう!!」←重要(笑)
山歩きイベントに最初に参加するときは、こんな流れで自由時間をゲットしたと思います。
もう合計10回くらい行ったかな。
おかげさまで、往復の移動時間(音楽やラジオ聴いてる)や、ウォーク後の一杯(キンキンのビール)含め、私は「自分だけの趣味時間」を楽しめております。
ちなみにトップ画像は調子に乗った「ウォーク後の一杯」の集合体。

【番外編】ステップ0

これ、ステップ0っていうのもご紹介したくて。
もし、「私が元々アウトドア好き」と夫に知られていればなおスムーズだ、と思いませんか?
「知られていれば」というか、多分知ってたんですけど。(笑)

私は日本にいた時から、日帰り登山に行っていました。
ザックとか靴とか、山登り用のグッズも一式持っています。
だから、「ジャカルタ歩く会ってのがあるんだって」って言った時に、夫はたぶん

嫁、好きそうだな
って思ったろうなーと。
ちなみに日本での登山、夫も誘ったけど断られて(虫が嫌いなんだってw)、私は友達と行っていました。
なので、
【ステップ0】日頃から趣味、思考を話しておく。
こんなことが好き、こんなことに興味があるっていうのを夫にシェアしておく
と良いと思います。「小出しにする」テクの一環として。
例2・夜飲みに行きたい
このステップは、他の例にも応用できますよ。
ステップ1
例えば、平日の飲み会に行きたいとしますね。
私はたまに「県人会」に行きます。
インドネシアにも「○○県人会」っていうのがあって、本当に日本人コミュニティいっぱいあるんですよ。
それも初めて知った元はライフネシアのイベント欄。さっそく私は夫にシェアしました。

県人会あるらしいよ

不定期で、だいたい金曜の夜、チカランかジャカルタで飲み会やってるらしい

ジャカルタ開催日にもし日程あえば、そのときは子供お願いできる?
飲み会だから、私の不在時間イメージは夜6時発・10時戻りぐらいですね。
で、旦那さんはたぶん「6時までに家に帰るっていうのは難しいだろうな」と思ったので、

実質リモートワークかな?
と言っておきました。
↑理解ある嫁風。(笑)
そして具体的にお願いしたい事項もお伝えします。

子供の夕飯と寝かしつけをお願いしたい。
ここまでがステップ1の「概要シェア」です。

予定合えば、いいよ
と夫は言ってくれました。
この時、夫は「いいよ」って言ってくれたんですけど、もしも「無理」って言われたらしばらく諦めるつもりでいました。
仕事には繁忙期というものがあるし、これは平日夜の話なので。

その場合は3ヶ月後ぐらいにまた、「しれっと同じこと聞こうかな」と思っていたよ(笑)
ステップ2・3
ここまでOKもらえれば、あとはカンタンですね。
- 私「直近のイベントいつあるのか問い合わせてみようかな?」
- 夫「いいんじゃない。」
- 私「次○日に飲み会あるんだって。夫さんの予定どう?」
こんな感じです。
おかげさまで現在、夜の外出もたまに楽しんでます。

県人会に限らず、私が個人的に友達を誘って飲みたいときにも、夫は協力してくれるよ
もし「寝かしつけは無理…」と言われたら、 それもまた別の回で。
「寝かしつけとご飯お願いしたい」と頼んだとき、考えられるのが「寝かしつけママがいいって子供に泣かれるから、俺、無理。」っていうパターン。
※はい、ウチも泣かれます(笑)
別の機会に我が家のアイデアを書けたらと思いますので、一旦 置いておきます。
まとめ・難しいと思った人へ
今回は、夫の協力をもらうヒント「小出しにする」について書いてみました。
「ありだな~!」と思った人がもしいたら嬉しいし、
「すでにやってるよ」っていうお家とか、「いや、うちはちょっと無理かな」とか、色々ご感想があると思います。

ウチは難しい…
と、もしも思った人へ。
まずはステップ0から始めてみてはいかがでしょうか。
【ステップ0】あなたの趣味、思考を話しておく。
そうすると、その趣味コミュニティをもし見つけた時に、

好きだもんね
今ハマってるもんね
と、思い出してくれるかもしれません。
あるいは、仲の良いお友達は「名前を出して」頻繁に話すのもいいと思います。ランチ時の写真見せたり。
そうすると、そのお友達の「お祝い」とか「送別会」で夜出かけたい!となった時に

あー、その子ね
仲良いもんね
などと協力してくれやすいかもしれません。
あなたがママとしてだけではなく、自分としての時間も楽しめますように、応援しております。
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この記事は、私のPodcast「駐在妻だしママだけど、自分時間を楽しんでます」の放送(第2回)を元に執筆しました。
音声で楽しみたい方は以下からどうぞ。

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