せっかく海外に住んでいるから、外国人の友達が欲しい!
…と、私は、ずっと思っていたのだけど。
渡航してから丸一年間、全くできませんでした。ただの一人も!
私には現在、運よく、数人の外国籍のお友達がいます。
が、本当に「運よく」だったと思います。
なぜなら以前は、私のマインド(=姿勢)が、なんか間違ってたから。
今回の記事では、
- どうやって出会うのか
- なぜ、かつての私には、できなかったのか
について、書こうと思います。
発想自体が間違っていた
いま振り返ると、
そもそも「外国人の友達が欲しい」という発想自体が、微妙に間違っていた気がします。
もし今、言い直せるなら、私はこう言いたい。
「気の合う友達が欲しい。国籍は問わない」
微妙なニュアンスの違い、わかりますか?
「外国人の」「日本人の」と言っている時点で、私は、知り合う前から区別していたわけです。
そもそも、外国人って何?ってなるよね。
私もここにいたら外国人だよ!!
というわけで、ここからは「インターナショナルな友達」と呼ぶことにしましょう。
どうやって出会えばいい?
私の失敗談は後から書くとして、まずは「どうやって出会うか」について。
紹介してもらう
一番手っ取り早くて、想像しやすい出会い方はこれだと思います。
既に企画済みの、お茶会やホームパーティーに誘ってもらうこと。
結果的に私も、この方法で出会いました。
本当にたまたま、親切で誘ってくれた人がいて、
私はそのホームパーティーをきっかけに、初めて、何人かと出会うことができました。(ようやく…!涙)
しかし、偶然誘ってもらった(=初めてのIntl.友達ができた)頃には、渡航からすでに一年がたっていました。
私の大きな反省点は、
「パーティーに誘われる」のような、「他力本願系」だけを出会う方法と勘違いして、「待ち」を貫いたこと。
(あとで詳しく書きます。)
なので、インターナショナルな友達が欲しい人へ。
誘ってくれる人がいればラッキーくらいに考えて、次に書く「自力の策」を試みるのをおすすめしたい。
日本人同士の会釈みたいに挨拶する
ときに、日本人淑女のみなさま。
アパート内で日本人ぽい人を見かけたら、知り合いじゃなくても、会釈くらいするよー
という人、けっこう多いのではないでしょうか?
これ、相手が日本人でもどこ人でも、やっちゃいましょう。
なぜなら、
国籍問わず、「友達」も「顔見知り」レベル=つまり「会えばスモールトークする人」から始まるから!!
少し考えたら当たり前だけど、以前の私は、全然思い至らなかった!
このマインドで歩いていると、
生活圏で「好意的な目線合わせ」をくれる人、全員が「友達予備軍」に見えてきます。
会話の中身は問題じゃない
たぶん、会話の中身は問題じゃないんです。
- 自分から、話しかけること。(一言でいいの。その代わり明るい表情で)
- あなたに興味があります!と態度で示すこと。
それだけ。
現に、
- 毎度「モーニン!と笑顔の交換会」で3秒で終わる人もいるし(実会話なし)、
- いつも「天気の話しかしない」人もいます。
「無難なトーク代表格」の天気マターって万国共通なんだね。(笑)
フィットネスに入会する
現地のフィットネスクラブに入会する
(富裕層向け含め色々あります。google mapの写真で雰囲気見てみて)
というのも、個人的にはハードル低くておすすめです。
先に書いた「会えば挨拶する人」の範囲、通常は「居住アパートメント」くらいだと思いますが、
フィットネスに入ることで、
この範囲を「広げる」ことができます
日本のフィットネスクラブ同様、
- 会員ならだれでも参加できるレッスンがたくさんあり(例:ヨガ・ズンバ・筋トレ系エクササイズ)、
- 好みのメニューを選んで顔を出しやすいです。
なお、現在私が「生活圏で会えば挨拶する」人は、
- 居住アパートメント(庭、ロビー、エレベーター)
- 子供のスクール(インター幼稚園の送迎時)
- 近所のスタバ(通いまくってる)
- フィットネス
にいる感じ。
そこから仲良くなった人もいるし(お互いヒマなら30~40分話し込むとか、待ち合わせてカフェ行くとか)、
一方で、名前は知らないままの人もいます。
私はそれでいいと思うの。
日本人同士だって、そんなもんでしょ?
その他、他に趣味があるなら、「趣味つながりで検索」して、コミュニティや習い事を探してももちろんOK。
↑趣味繋がり、meet upとか探してみたんだけど、
私はうまく探せなかった
なぜ友達ができなかったのか?
ここからは、以前の私に「なぜ、インターナショナルな友達ができなかったのか」、反省点(失敗談)を。
ただ「待っていた」から
根本の原因は、これだと思う。
「欲しい欲しい」と口では言いながら、私は、何も行動していませんでした。
恥を忍んで正直に申し上げます、わたくし、
口を開けて、ただ待ってたんです。
誰かがお膳立てしてくれて、出会いのチャンスが空から降ってくるのを。
だから、友達はできなかった。
シンプルな話です。
「自分から誘う・話しかける」努力もせずに、
なんで「出会いがない」の一言で片付けて、一年も過ごしてきちゃったんだろう…!
この事実に気づかされたとき、私はおおいに反省しました。。
「外国人」と無意識に区別していたから
思い当たる2つめの理由。
「外国人」と変に意識していたことで、私が日本人に対しては自然に(というか、多少頑張って)やっていた以下のこと
- 「話しかける」
- 「連絡先を聞く・誘う」
が、できていなかったです。
メイドさんクラスを除外していた
それと、もう一つ。
恥を忍んで正直に申し上げます(2回目)
「会話するなら、メイドさんじゃなくて、その雇い主とだけがいい」などと思っていました。
つまり、見た目(身なり)で相手を判断していました。会話する前から。
具体的には、
例えば子供のお迎え(インター幼稚園)で会う人が、
- クラスメイトのママなら仲良くなりたい。
- メイドさんならスルーでいいや。
と思っていた。
完全に身分差別よね。
冷静に考えると。
マインドの変化
この反省以降、私のマインドがちょっと変わりました。
すなわち、
「外国人だから」「日本人だから」「メイドさんっぽい身なりだから」とか特に気にせずに、自分から挨拶してみることにしました。
とりあえず「ハロー」とニッコリするだけでも、相手方の反応がすごくイイことにびっくり。
失敗もたまにある
ちなみに、この「目が合ったらハロー」作戦、失敗することもあります。
- 相手方がさほどコミュニケーションを求めてなかった状況だと(こっちの判断ミス)、返しが冷たいときもあるし、
- スモールトークの切り口が上手くいかずに(話しかけるタイミングor話題ミス)、ものすごーーく微妙な空気感で終わることもあります。
- 聞こえなかったのかな?的なスルーもある。
そんなときはちょっと恥ずかしいです。
特に、それがエレベーターの中で、
他にも人が乗り合わせてたときとか。(笑)
だけど、ミスりや外しを恐れて、
「確実なヒットが打てるとき(紹介とか)しか私は会話しません!」っていうスタンスだと、
何も始まらない気がする。
以前の私がたぶん、これだったから。
そして実際、何も始まらなかったから。(笑)
オマケ:話しかけるコツ
知り合いでもないのに挨拶して、
変な目で見られたらどうしよう…
と思って最初の一歩が踏み出せない人。ぜひ、
欧米系の男性を狙って練習してください。
一般に、女性に優しいんで。(ウインクくれたりするww)
あと、どちらかが子連れ(あなたか、相手か)の時に話しかけると、回答率いいです。
「子供に、挨拶しない大人って思われたくない」心理が働くんですかね?
それともう一つ。
目が合って2秒以内にハローと言う。
たぶん条件反射(笑)なんだけど、考える前に「ハロー」をおうむ返ししてくれます。
2秒以内に「目が合う空気感」にならなければ、しなくて良し。
だって、気分じゃないときもあります。声かけられるの好まない人もいます。
お互い人間なんで。
…というのが、マイルール!
あくまでも気負わず、ライトに。
まとめ
Q:「どうやって出会えばいい?」
A:「既にチャンスは転がってます!あとはあなたのマインド次第」
具体的には、
- 生活圏(アパート、スクール、フィットネスなど)で
- すれ違い、目があった人に
- 自分から挨拶しよう!(最初はハローだけでもOK。すべてはここから!)
他力本願の「待ち」だけじゃない、シンプルな自力策。試してみてくださいね☆
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