現地で買えるコスメで、自分に合うものを見つけたい!
もう10年くらいメイクを変えていないから、美容部員さんに教わりたい
というわけで、
【Q】ジャカルタのデパートの化粧品売り場で、
日本みたいにタッチアップはしてもらえる?
【A】してもらえるよ!
でも、日本人好みの仕上がりではない(笑)
化粧品はふつうに日本人に教わって、日本で買った方がいいと思ったよ
今回は、ジャカルタの日系デパート・SOGO(西武百貨店)で「タッチアップにトライ」したときのお話です。
タッチアップのきっかけ
そもそも、ジャカルタでわざわざ(笑)「タッチアップ行ってみよう!」と思いついた理由は、「メイクを教わること」は、以前からの「やりたいことリストの一つだったから」。
日本にいるときは何かと忙しかったけど、駐在妻になったことで、「昼間まとまった時間」ができるようになりました。
だから、ジャカルタでもできる「メイクを教わる方法」を探してみようかなあと。
ちなみに、私はメイクはそんなに得意ではないです。
日本でのタッチアップも1回友達と行っただけ(ドキドキしたw)
「タッチアップ」とは、
- デパートや百貨店の「化粧品コーナー」のブースで、
- 実際に自分の肌を使って、美容部員さんの手で、商品を試してもらえるやつです。
- もちろん無料。
今の私のメイクは、学生時代に、ネット情報で「とりあえずのメイク」を「なんとなく」習得したもの。
それ以降、10年以上、ほぼアップデートなしでここまで来てしまいました。
今のメイクは、目や眉の位置にそのまま「色を載せてるだけ」という感じ。
・骨格を変えて見せたり、
・光を取り入れたり
といったテクニックのある人はすごい…と思っていた
でも、
冷静に考えれば、
「きちんと教わっていないのだから、うまくできなくて当たり前」だよね
以下、私の思考回路↓
メイクを教わりたいとき、日本ならどうするか?
→ たぶん、最初に試すのは、「デパートのタッチアップ」だろうな。
→ 美容部員さん=メイクに詳しいはずだから、私に似合う「アイテムと使い方」を教えてもらえそう。
→ では、ジャカルタならどうするか?
・・・SOGOがあるではないか!
イエーイ!ありがとうソゴウ!
そう、ジャカルタにはSOGO(西武)が何店舗か出店しているのです。位置づけとしてはだいぶ富裕層向けですが。
もしかしたら美容部員に日本人がいるかも…!と、ちょっと期待して行ってみました!
タッチアップ体験談
歓迎ムードが薄い
行ってみたところ、スタッフさんの雰囲気が日本とはずいぶん違うんですね。
まず、目が合わない。(笑)
「平日の」「開店早々」に行ったからかもしれませんが、私が試した店舗では
- メーカーのブースにまず人がいない
- いても、(のんびりめに)商品棚の陳列やテーブル拭きをしている
- いても、スマホをいじっている
といった様子。誰も「シラカン~」と言ってくれません。(笑)
シラカン~って言って!
このために来たのよ涙
なんだか、メイク素人がタッチアップを頼むムードではなかったです!(弱気)
なお、スタッフさんはどのメーカーも、インドネシア人が多いように見受けられました。
私が行った店舗・日時は、日本人はいなかったです。
ブースに辛うじて座る
「歓迎ムードじゃない」ごときで心折れてはいけない!(笑)
そこで急遽、方針変更。
好みのメーカーを選ぶことはあきらめ、
最初に「目が合ってニッコリ」してくれたスタッフさんのブースで試すことに決めました。
ぐるりと回って、1か所発見。(唯一…!)
さっそく、とりあえず「アイシャドウを見たい」と言い、「ボレ チョバ?」と言い、ブースに座り込むことに成功しました!
高価なブランド品も身に付けていないし、
「この人は顧客にならないな」と雑対応されないか内心ドギマギ。
一応ちゃんと(見下さずに)対応してくれました!(笑) 感謝。
伝えたリクエスト
最初に見たいと言った「アイシャドウ」は、口実に過ぎなかった(単語が通じやすそうだったから)ので、
シャドウを塗ってもらったあと、本題のリクエストを伝えました。
【タッチアップ依頼時に伝えたこと】
- 立体感のある顔をつくりたかったので、「目鼻立ちをハッキリさせるメイクを教えて」とGoogle翻訳で伝えた
- 「好きなイメージ」の芸能人の写真を、数枚共有した
なお、英単語はほぼ通じなかったです。google翻訳が大活躍。
仕上がりはさながら○○メイク
一つ、大きな勘違いがありました。
私は勝手に期待していたんです。
美容部員さんは人にメイクをし慣れていて、
きっとリクエストに応じて色々なタイプのメイクができるんだろうな!
しかし、答えは、NO!
基本は、ローカルのセンスしか持ち合わせてないです!!(笑)
なぜなら、仕上がりが「バリダンスの舞台メイク」みたいになったから!!!!
インドネシア人の「美的センス」として、濃く・ぺったりと重ねるのが好きなんですかね?
日本では絶対!流行らない「バッチリメイク」。
私は「大人のナチュラルメイク」を教わりたかったんだけど…
「目鼻立ちをハッキリ」というリクエストを忠実に再現したんでしょうね。ローカルのセンスで。(笑)
帰り道、この顔で帰るのがかなり恥ずかしかったですw
ちなみに、小心者の私は、それでも「時間をかけてタッチアップしてくれた誠意」に対してお礼を表したくて、アイテム1点買って帰りました。地味に高かった~
この一件で私は、「メイクは日本人から教わるべきだ」とハッキリ悟りました
それでも、タッチアップに行ってみてよかった
それでも、タッチアップは行ってみて「良かった」と思っています。
誰かが「私の顔にメイク」するのを「じーっと見てられる」&質問できるわけですから、素人の私からすれば、学びはたくさんありました!
メイクスキルに関する学び
基礎知識面でいえば、得られた「学び」は以下。
- スポンジの使い方(使ったことなかった)
- 「目」「頬」と専用のアイテムにこだわらず、ノーズシャドウにチークを使ったり、チークにアイシャドウを使ったりを自由にして良いんだということ
たぶん、これは日本で試すのと同じように得られる「学び」かと。
自分が「好きではないメイク」の学び
もう一つ、意外な「学び」がありました。
「インドネシアで試したからこそ」の学びかもしれない。
それは、
自分にとって「これが好きではない」というメイクがハッキリしたこと!
【ファンデを全面に均一に塗ると…】
- のっぺりした顔になる。
- 日本の感覚では「厚化粧しちゃってる人」になる。(舞台メイクのような特殊な印象になる)
- こなれて見えないし、私は好きではない。
【私がまず知りたいのは…】
- 「肌のベースメイク」を知りたい。ハイライト、シャドーなど。
- 「一色べた塗り」ではない、「透明感・つや感」が出る肌のメイク方法を知りたい
これに気づけた(=課題を明確化できた)のは、とてもよかった。
オンラインのメイクレッスンを決意
私にとっての「課題が明確に」なったところで、メイクは「やはりプロに習いたいな」と思いました。
そこで、日本からオンラインでレッスンしてくれるサービスを検索してみました。
調べてみると、けっこうあるんだね
手軽なところでいうと、「ココナラ」など。(得意な分野の売買を仲介するサービスアプリ)
「ナチュラルメイク教えます!30分毎○○円」など、たくさんメニューが見つかりました。
私はというと、色々検索したのちに、
「ブライダルのヘアメイクも手掛けるメイクアップアーティスト」の個人サイトから、オンラインのメイクレッスンを申し込んでみることにしました。
「メイク素人さんウェルカム」な感じだったのと、
手頃なお値段が決め手。
種類は「①肌・②目・③眉&チーク」の3コースで、私はとりあえず「肌」(=ベースメイク)を選びました。
体験レポはまた別の機会に。
ジャカルタの「タッチアップ体験談」まとめ
学びは、以下。
- デパートでインドネシア人の美容部員にメイクを教えてもらうと、現地流になる。
- つまり、日本人向けにカスタムできるほどのスキルを持っていない・またはコミュニケーション不足で思うようにカスタムできない。
- それでも、メイク初心者の私にとっては学びが多く、逆に「好みでないメイク」もハッキリした。
- 今の自分にとっての「課題を明確化」するヒントを得られたので、行ってみてよかった。
- 日本人のメイクは、デパートタッチアップレベルだったら、日本人に教えてもらう方が良い。(※様々な人種の担当経験がある、国際的なアップアーティストなら、何人から教わっても問題ないと思う)
「バリダンス風メイク」で帰宅した帰り道も、いまでは善き思い出です!
歓迎ムードの薄い中、一人で飛び込むのはなかなかスリリング。楽しかったよ。
現地体験として、気になる人は試してみて☆少なくとも土産話にはなるんで!
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