駐在妻ビギナーの皆さん、こんにちは。
何でも気兼ねなく話せる人が、現地に欲しいなー
と、思ったことありますか?
今回の記事は、私の「気兼ねない話し相手」の体験談。
マンツーマンのバハサ(インドネシア語)レッスンについて、
- 「このレッスン形式にして良かった!」
- 「この先生に渡航初期から会えてて良かった!」
と思った話を書きます。
そう、タイトルの「有料でゲットした人」とは、バハサの先生です。
【今回の記事は】:
・気遣いタイプの駐在妻さんに
・気兼ねなく話せる相手は、有料でゲットする手もあるよ!と知っておいてほしくて
書いています。
(もちろん、お金関係なく既にいるならラッキーだけど、「お金を払うからこそ」のメリットもあるよ)
私の話し相手:バハサの先生
- 私のレッスン形式は、プライベートレッスン@カフェ。
- 先生は、フリー(所属なし)で、日本語が上手な年上女性でした。
というわけで、話聞いてもらうときはほぼ日本語だった(笑)
いや、一応最初はバハサでトライするけど、結局「サヤ…」までだよね。
(習いたてだったし。←言い訳)
良かったポイント
「気兼ねなく話せた」理由はこちら:
「有料なので遠慮が減る・毎週自動的に会う・現地の日本人から遠い・現地の事情が分かる」
一つずつ説明します。
有料なので遠慮が減る
なんといっても、有料なので、
「迷惑かな?」とか「申し訳ない」と思う気持ちが薄れる。
「レッスン料払ってるし、いっか」と思えるのが、「有料だからこそ」のメリットだと思います。
ちなみに私は、「そこそこ気を遣う」タイプ。
友達と話すときは、「今日は自分がしゃべりすぎた…」と反省したり、
「次回は向こうの話をたくさん聞こう…」と思ったりする人です。
誰しも「明るい話」がいい・「自分がしゃべりたい」という一般論を、気にしすぎかもしれないけど。
そんな私でも、「レッスン内、会話の延長で」なら、
先生も損はしてない(=聞くだけで給料は発生する)ので
- ネガティブな話でも
- 一方的に話し倒しちゃっても
「ま、いっか」と思うことができました。
レッスンを口実に毎週会える
理由は何であれ、定期的に同じ人とアポがあって、
私の気分が「元気でも元気じゃなくても」会ってくれること。
「一方的に何を話しても、聞いてくれそう」と思える人を持つこと。
これ案外、安心材料としておすすめです。
・私の気分がイケイケでもそうでなくとも、「レッスンなので」、先生は私と会ってくれます。
・友達をランチに誘うガッツがなくても、「レッスンなので」、先生とは会えちゃいます。
・「なんとなく誰かと話したいだけ」のとき、友達とは予定が合わなくても、「レッスンなので」、
先生は私のために時間を空けてくれています。
家族の他にも、私の近況を常に知る誰かがいるって、心強いです。
現地の日本人から遠い
話し相手が「日本人コミュニティから遠い」ことで、何が良いかというと、
「情報が意図しない形で伝わるリスクがない」こと。
【まず、前情報として↓】
日本人コミュニティにおいて、
「世間話として誰かに話した情報は、他の人にも伝わるもの」と思っておいた方が安心だよ、
とお伝えしたい。いいことでも何でも。
(※「他の人には言わないでほしい」と頼んだうえでの真剣な相談なら、もちろん別です)
「どのくらい密な情報網か?」というと、例えば私は、
「ほぼしゃべったことない人」の元職業を、人づてに知っていました(笑)(※いい印象の職業です)
「共通の知り合いの話題」は、ここではコミュニケーションの一環なのだと思う。
「大きな家族」のイメージに近いかも。同胞意識ってやつです。
その点、先生は「インドネシア人」で、かつ共通の知り合いもほぼいなかったので、
「言葉尻なども何も気にせずに」話せる点は、
私にとって気楽でした
例えば
例えば、聞いてもらった話はこんなもの。
【例】「自分の考えと違って驚いた・意外だった」といった「シンプルな感想」を人に聞いてほしいとき。
話したかったのは「事実と感想だけ」であって、そこに「良い・悪い」の感情は入っていません。が、
- 「明確な褒め言葉でない」以上、
- 伝わる過程でネガティブなトーンになったら誤解を生むので、
- 当事者と「繋がりのない相手」に聞いてほしいと思い、
聞いてもらう相手はバハサの先生を選びました。
私の驚きを共感してもらえて、その時は満足。
現地の悩みが分かる
「日本語が上手」な先生なので、これまでに何人も、日本人の生徒を教えていました。
なので、
現地特有の悩み(例:ドライバー・メイドさんマター)や
「駐在妻の立場」を
よく理解している点がありがたかったです。
前提の説明を省けるので、省エネ&スムーズ。
例えば
例えば、聞いてもらった話はこんなもの。
【例】一度話したくらいでは消化されず、自分でも「くどい」と分かっていながら、
それでも同じ(似た)話を人に聞いてほしいとき。
その時は、同一ドライバーの「モヤっとな出来事」が続いていました。
・オフィス送迎と駐在妻送迎を比べて、後者を軽視するような言い回しされたとか。
(その時期、私は仕事を辞めてアイデンティティを見失ってる時期だったので、本気でイライラした)
・「私の権限外」の配車繰りについて、不満を言われたとか。
(※契約は家族専用車ではなく、オフィス車のうち余っているものを「希望した日は夫経由でお借りできる」という形態)
・家族車として終日使える日なのに、ドライバーから「今日は3時に終わってくれ」と頼まれたとか。
(後から知った事情で、ドライバーだけが悪いのではないと納得したが、知らない間は意味不明だった)
これ系統の話、二度目以降は、バハサの先生に聞いてもらいました。
友達から内心
またドライバーの愚痴かい~
と思われたくなかったので。
(「いつも愚痴ってる人」とも思われたくなかった)
まあ、「車をお借りできるだけでありがたい」という正論は、わかってるんです、ええ。(※現在は解決済み)
第三者に一部始終聞いてもらえて、「それはおかしい」と言ってもらえたので満足。その後徐々に消化(昇華?)できたよ
海外生活はウツになりやすい?
実は私、渡航する前は
海外ではウツ予防策として、「自主的に、月1でカウンセリング」受けようかな
とも思っていました。
なぜなら、「海外赴任ガイド」という冊子で
・海外生活のストレス・鬱で帰国する人は恒常的にいる
・早期発見ができないことも多い
・本人が病気の自覚がなく、受診に来てくれないのが一番困る
赴任準備から家族帯同まで、この1冊でOK!海外赴任ガイド
という話を読んでいたから。
私、「できる自分でいたい欲」が強いし(ぶっちゃけw)、
人を頼るのもヘタだし、フラグかな…と思って。
(ちなみにこの冊子は、渡航ワクチンを受けた日本の病院に、無料で置いてありました)
ココナラで「予防カウンセリング」を考えていた話
ここからはオマケ。
ウツ予防の話↑の続きで、「精神科医とカウンセリング」というと大げさだけど、
「例えばココナラで探すのはありだな」と思っていました。
(女性医師がお話聞きます、みたいなメニューも存在します)
有料だし、相手は(選べば)プロだし、気兼ねなく話せるだろうなーと。
- 元気でもそうでなくても、定期でアポを入れておく。
- 「何もなければないでヨシ、安心料」
のつもりでした。
参考までに、オマケで載せとく。
まとめ
海外生活、初めは何もかも慣れずに、ストレスが溜まりがち。
「言葉を選ばず・深読み不要で」、なんでも話せる相手が欲しい!と思うこともありますね。
実際には相談しなくても、
自分には「快く聞いてくれる人が存在する」と思えるだけで、気持ち面で安心します。
- 配偶者が聞き上手なら、ラッキー。(一番いい)
- 日本から、1対1のオンライン(ながら通話じゃないやつ)してくれる相手がいても、ラッキーだと思う。
- もちろん、現地に「仲のいい友達」ができても然り。
もしまだ、うまく見つからないようだったら、
あるいは既にいても、複数チャネルとして、
「有料で見つける手もあるんだよ!」と知っておいてほしくて書きました。
この話が、誰かの「安心材料」になったらいいな。
コメント
ストレスや鬱の開放先があることは大事ですよね〜
大事ですよね!特に海外においては。